憧れのVanLife6 ファンベルトが切れた

  • 2019.07.22 Monday

人はクルマに様々なことを求めるが、すべてに共通して優先されることは、目的地に安全に到着できることである。その大前提があってこそ、クルマは存在価値がある。

それが担保されなければクルマではない。

前回のこのブログでも報告したが、ガスコンロや冷蔵庫など、キャンピングカーとしての機能はよく働いてくれる我がVanではあるが、走行面での不安は拭いきれない。走行距離が9万キロと少ないものの、22年も前のクルマである。逆に年式と走行距離のアンバランスさも不安材料である。しかも前所有者は、この3年間で300キロしか乗っていなかったらしい。

そんな不安だらけのクルマだから、神戸から乗って帰って来るときに、とりあえずはオイル交換をしてもらい、タイヤを新品に履き替えた。

古いアメ車(アメ車に限ったことではないと思うが)は樹脂やゴム類が経年劣化で早晩、駄目になる、という記事をどこかのブログで読んだが、案の定、ドアのラッチの接続部のプラスティックは割れ、ドアが次々と開かなくなったことはすでに報告した。

が、ドアは開かなくても重大な事故には繋がらない。

重大な事故に繋がる樹脂やゴム・・・・

それは御殿場からの帰途、富士五湖有料道路に入る為に、登坂車線を走っている時にやってきた。

「シャリシャリ」という異音が聞こえ、最初は道路に落ちている砂利のようなモノをタイヤが巻き込んだのかな、と思った。

が、いよいよ高速道路の入り口に近づいたところで、今度は「ジャリジャリ」というような、より大きな異音が聞こえた。

ボクは慌ててクルマを路肩に寄せた。

で、ボンネットを開けて中を覗き込む。

するとラジエターの周りに、ワカメのような物体が飛び散っている。

なにかのベルトが切れたようだ。

目を凝らしてボンネットの中を覗き込む。


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どこが切れたんだあ? とボンネットを覗く。それにしてもでかいクルマ。

ファンベルトかエアコンベルトか、それとも他のベルトなのか、判然としないが、2本あるうちの一本のベルトの幅が半分ほどの細さになっており、どうやら完全に切れてしまっているのではなく、なんとか動いているようである。

反対車線を見ると、高速道路を管理する事務所があった。

ボクはボンネットを閉じて、そろっと反対車線にクルマを走らせ、駐車場に入れてすぐにエンジンを切った。

管理事務所に入って行って係の人に事情を説明して、すぐにJAFに電話した。

「それでは近くの工場に電話して、どれくらいで到着できるか調べます」とJAFの担当者は電話を切った。

それから約5分して電話があり、故障したクルマの詳細を尋ねられる。

すると「ちょっと大きなクルマなので、手配に30分か40分ほどかかるかもしれません」という返答。


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上から覗いても分からなければ、下から覗いても分からんぞ。

その時点で朝の7時半。

朝の5時から8キロほどランニングして、朝食を食べてないことを思い出した。

そうだ、河口湖に戻ってからどこかで朝食を食べるはずだったんだ。

急にお腹が空いて来た。

そういえば、前夜にブリトーを作って、まだ余っているかもしれない。

冷蔵庫を覗くと、トルティーヤと中身が少し余っている。

5分ほど発電機を駆動させて、電子レンジでトルティーヤを温めて食べた。こういうところは、なんとも便利なクルマである。

それから約1時間して、JAFから電話がかかって来た。

「申し訳ありませんが、お客様のクルマは3トンを超えているので、積載車に積むことができないので、手配できませんでした。」

一瞬、相手がなにを言っているのか理解できなかった。

「手配できないって・・・じゃあ、どうすれば・・・」

「もうJAFとしては、なにもすることができない、ということです」

ブツっ(電話が切れる音ね)

おいおい、そりゃないだろ。18歳でクルマの免許を取得すると同時にJAFに入会して、おそらく救援を頼んだのは、これで2回目か3回目である。42年間、会費を払い続け、朝食も食べずに(いや実はブリトーを食ったが)1時間も待ち続け、「なにもすることがない」だと! もうすぐにでもJAFを退会してやる!

と怒っても、なにも始まらない。

さあ困ったどうしよう・・・

そうだ! こういう時にこそ、あのスーパーマンがいるじゃないか!

ボクは稲村さん(前々回のブログに登場)に電話した。

次回に続く。


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ワカメのように粉々に千切れたファンベルト。気付かずにそのまま高速道路を走っていたら・・・ひえー。

憧れのVanLife5 それでも機能している

  • 2019.07.16 Tuesday

手に入れてすぐにドアが開かなくなり、いろいろなところから雨漏りはするし、その後もいろいろな問題が噴出している(そのことは後日、またこのブログで報告する)。

ところが意外なことに、キャンピングカーとしての機能はほぼ正常に動作する。

電子レンジだけは、通電しているものの、まったく料理は温まらなかったが、これは6000円ほどで手に入れた新品電子レンジの購入によって問題解消された。


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一旦、外枠を外して電子レンジを入れ替え、新たに枠を作ってなんとか再装着。

ただ元々、装着されていた電子レンジが極端に高さが低いモデルで、格納するのに手こずったのと、電気製品の周波数が、関東と関西で、50ヘルツと60ヘルツの違いがあるので、ヘルツフリーのモデルを探すのには苦労した。

他に正常に機能している箇所は、まずは3ウエイ冷蔵庫。「3ウエイ」というのは、LPガス、100ボルト電源、12ボルト電源で使えるという意味である。

100ボルトは外部電源と言って、外から一般家庭の電源を繋げば、きちんと冷えてくれる。12ボルトというのは、走行中にクルマのバッテリーによって動作する。

で、LPガスというのは、冷蔵庫に内蔵されているアンモニアの気化熱を利用して、庫内を冷やす仕組み。

詳しいシステムはこのサイトを参照にしてほしい。


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5キロのガスボンベが2本。予備で2キロが1本。法的には合計20キロまで積めるらしいが、10キロほどで十分。

我がVanには5キロのLPガスが二本搭載されているのだが、12ボルトはもちろんのこと、100ボルトより良く冷える。そして消費ガスもほんの僅かだ。このLPガスで冷える冷蔵庫は、我がVanLifeでもっとも使える機能だと思う。


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右の緑のスイッチが100ボルト(120ボルト)、その横の赤いスイッチが12ボルト。そして指さしているのが、LPガスのスイッチ。この3つの方法で冷蔵庫が可動する。すげえ!


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もちろんLPガスを使ってクッキングも。2口コンロで便利。

そしてそのLPガスを使って、冬場はヒーターが使えるし、ボイラーに貯めたお湯も使える。もちろん2コンロのガスバーナーも使える。

静かなキャンプ場などではマナー違反になるので、あまり使う機会がないが、発電機も積んでおり、電源のない場所でも電子レンジなどが使える。

購入時にサブバッテリーという、再充電が可能なバッテリーを新たに交換したので、二晩くらいの通常照明なら、難なく使える。もっとも消費電力が大きい古い電灯を、すべてLEDにしたのも、サブバッテリーの消費が抑えられる要因となっている。

清水が150リッターほど積めるのだが、そんなに積むと燃費にも影響するので、だいたい出かける時には50リッターほどの水を貯める。これで食器の洗い物も済ませるし、手や顔、それに歯磨きにも使える。日本国内では、どこでも清潔なトイレがあるので、トイレやシャワーを使う機会は少ないが、いざという時には、それらもきちんと機能している。それに嬉しいことに、我が家には汚水槽があるので、そこにパイプを繋げば、使った汚水をワンタッチで流すことができるのだ。


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サブバッテリー、LPガス、清水タンク、排水の残量などが示されるパネル。ハイテクー!と言いたいところだが、結構、いい加減(笑)

外部電源に繋いでいる時(主に5LAKES & MTのショップに滞在中)には、エアコンで車内は涼しく快適で、冷蔵庫も冷えているし、電子レンジも使える。もちろんコンセントも普通に使えるので、ラップトップでの仕事も捗る。さらに嬉しいことに、今年からショップから歩いて1分のところにコンビニも出来たので、ランチ等にも不自由することはない。

ということで、移動オフィスとしての機能は完璧なのだが、その移動中に些かの問題があるのと、雨が降るとねえ・・・

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