憧れのVanLife7 ファンベルト顛末記

  • 2019.07.29 Monday

御殿場の帰り道、富士五湖有料道路に入ろうとした時に、異音が聞こえてボンネットの中を覗くと、ファンベルトらしきモノが切れていた。

で、JAFに救援を依頼したが、3トン以上の重量のクルマには対応できない、と断られてしまった。というのが、前回までの話。


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外観のカスタムなどは、ほぼ完成しているので、安全に走ってさえくれればいいのだが・・・おっと雨漏りもなんとかしないと。

さてどうしようか? と一瞬悩んだが、ボクには強い味方がいる。

稲村さんに電話した。
「そうですか・・・でも未だにJAFに入会している人もいるんですね」と、ボクが経緯を説明し終えると、稲村さんはちょっと驚くことを電話の向こうで言った。

ボクがその意味の説明を求めると、彼は次のように答えた。

「今はクルマの任意保険に付加サービスで、ロードサービスって言うのがあって、そっちの方が、緊急の場合に役立つことが多いんですよ。」

なるほどそういうことか。が、今はその保険証書もなければ、連絡先も分からない。

「とりあえず、どういう状況なのか、実際に見てみないとなんとも言えないですねえ」もっともである。

次に御殿場に住む娘に電話した。今日は娘の出勤日である。(平日の午前中は娘に5Lakes&MTの店を任せている)出勤ついでに途中で拾ってもらおうという魂胆である。

最後に再び、管理事務所に入って行き、これまでの経緯を説明して、しばらくクルマを停めておくことの許可をもらった。この管理事務所の人たちはみんな親切で、笑顔で対応してくれた。こういう時の人の親切はホントに心に沁みる。

帰宅して間もなく、稲村さんから電話が入った。

「今日の午後、現場に見に行こうと思っているけど、トウキチさんの都合はどうですか?」

やっぱりスーパーマンである。

午後に自宅まで迎えに来てもらい、一緒に現場に向かった。

「もし切れているのが、エアコン・ベルトなら、そのまま現場で完全に切ってしまって、工場まで乗って帰りましょう」と稲村さんは車中で提案する。

「もしファンベルトなら?」とボク。

「その場合、ファンベルトを手に入れるまでは、動かさないほうがいいでしょうね」と、運転しながら稲村さんは、気の毒そうな笑顔を向ける。

現場に到着して、さっそく稲村さんはボンネットの中を覗く。

そして顔を上げて笑顔で言った。

「ファンベルトでしたね!」

なんでそこで笑顔なんだよ! と稲村さんを責めてはイケナイ。どんな時でも笑顔の人なんだ。

すでにこのブログでも言ったが、必要なパーツはすべてeBayで手に入れている。早ければ1週間で手元に届くが、今回は急ぎである。高速道路の管理事務所の人たちがいくらいい人たちでも、10日間近くもそのまま放置することはできない。

自宅に戻ってネットで検索しまくった。

なんと福岡の人がオークションで出品していた。質問したら、すぐに送ってくれるらしい。もちろん純正品ではないが、車体番号等で確認したところ、ちゃんと適合するようである。

ファンベルトとエアコンベルト(もうこの際だから、一緒に交換したほうがいいと、稲村さんにアドバイスを受けたのだ)が確実にボクの手元に届く日を稲村さんに伝え、日程調整したが、なかなか互いに都合が合わない。すると稲村さんは次のような提案した。

「どっちみち、現場でベルトを交換する間、約2時間はトウキチさんを待たせることになるので(これは稲村さん流の優しい言い方であって、言い換えれば、ボクが現場に居ても、なにも役に立たないということである)、ボク一人で部品を持って現場に行き、修理が完了したら、トウキチさんに引き取りに行ってもらいます!」

ああ・・・なんて親切な人なんだ! もうこれからはJAFに会費を払わずに、稲村さんに会費を払ったほうがいいかもしれない。

と、そこで思い出した。稲村さんに言われた任意保険の付加サービスについて調べてみた。

すると稲村さんの指摘どおり、自分が入っている任意保険にロードサービスのオプションが付いていた。念の為にそこに連絡をして、あれこれ確認すると、3トン以上のクルマにも対応するし、100キロ圏内であれば、無料でクルマを希望する修理工場まで運んでくれるという。

なーんだ。そういうことだったのね。

みんな! 今、自分が加入しているあらゆる契約が、どのようなサービスを行っているのか、きちんと精査した方がいいぞ!

て言うか、出来てないのはボクだけか・・・

さて前回のブログの冒頭で、「クルマは目的地に安全に到着できることが大前提である」と言った。それがクルマの存在価値である、とも。

そういう意味で我がVanは、まだまだクルマとして半人前かもしれない。だがあれこれ障害を乗り越え、いつかはきっと一人前のクルマになってくれるはず。その時こそ、愛車と呼ぶに相応しい存在になってくれることだろう。

憧れのVanLife6 ファンベルトが切れた

  • 2019.07.22 Monday

人はクルマに様々なことを求めるが、すべてに共通して優先されることは、目的地に安全に到着できることである。その大前提があってこそ、クルマは存在価値がある。

それが担保されなければクルマではない。

前回のこのブログでも報告したが、ガスコンロや冷蔵庫など、キャンピングカーとしての機能はよく働いてくれる我がVanではあるが、走行面での不安は拭いきれない。走行距離が9万キロと少ないものの、22年も前のクルマである。逆に年式と走行距離のアンバランスさも不安材料である。しかも前所有者は、この3年間で300キロしか乗っていなかったらしい。

そんな不安だらけのクルマだから、神戸から乗って帰って来るときに、とりあえずはオイル交換をしてもらい、タイヤを新品に履き替えた。

古いアメ車(アメ車に限ったことではないと思うが)は樹脂やゴム類が経年劣化で早晩、駄目になる、という記事をどこかのブログで読んだが、案の定、ドアのラッチの接続部のプラスティックは割れ、ドアが次々と開かなくなったことはすでに報告した。

が、ドアは開かなくても重大な事故には繋がらない。

重大な事故に繋がる樹脂やゴム・・・・

それは御殿場からの帰途、富士五湖有料道路に入る為に、登坂車線を走っている時にやってきた。

「シャリシャリ」という異音が聞こえ、最初は道路に落ちている砂利のようなモノをタイヤが巻き込んだのかな、と思った。

が、いよいよ高速道路の入り口に近づいたところで、今度は「ジャリジャリ」というような、より大きな異音が聞こえた。

ボクは慌ててクルマを路肩に寄せた。

で、ボンネットを開けて中を覗き込む。

するとラジエターの周りに、ワカメのような物体が飛び散っている。

なにかのベルトが切れたようだ。

目を凝らしてボンネットの中を覗き込む。


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どこが切れたんだあ? とボンネットを覗く。それにしてもでかいクルマ。

ファンベルトかエアコンベルトか、それとも他のベルトなのか、判然としないが、2本あるうちの一本のベルトの幅が半分ほどの細さになっており、どうやら完全に切れてしまっているのではなく、なんとか動いているようである。

反対車線を見ると、高速道路を管理する事務所があった。

ボクはボンネットを閉じて、そろっと反対車線にクルマを走らせ、駐車場に入れてすぐにエンジンを切った。

管理事務所に入って行って係の人に事情を説明して、すぐにJAFに電話した。

「それでは近くの工場に電話して、どれくらいで到着できるか調べます」とJAFの担当者は電話を切った。

それから約5分して電話があり、故障したクルマの詳細を尋ねられる。

すると「ちょっと大きなクルマなので、手配に30分か40分ほどかかるかもしれません」という返答。


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上から覗いても分からなければ、下から覗いても分からんぞ。

その時点で朝の7時半。

朝の5時から8キロほどランニングして、朝食を食べてないことを思い出した。

そうだ、河口湖に戻ってからどこかで朝食を食べるはずだったんだ。

急にお腹が空いて来た。

そういえば、前夜にブリトーを作って、まだ余っているかもしれない。

冷蔵庫を覗くと、トルティーヤと中身が少し余っている。

5分ほど発電機を駆動させて、電子レンジでトルティーヤを温めて食べた。こういうところは、なんとも便利なクルマである。

それから約1時間して、JAFから電話がかかって来た。

「申し訳ありませんが、お客様のクルマは3トンを超えているので、積載車に積むことができないので、手配できませんでした。」

一瞬、相手がなにを言っているのか理解できなかった。

「手配できないって・・・じゃあ、どうすれば・・・」

「もうJAFとしては、なにもすることができない、ということです」

ブツっ(電話が切れる音ね)

おいおい、そりゃないだろ。18歳でクルマの免許を取得すると同時にJAFに入会して、おそらく救援を頼んだのは、これで2回目か3回目である。42年間、会費を払い続け、朝食も食べずに(いや実はブリトーを食ったが)1時間も待ち続け、「なにもすることがない」だと! もうすぐにでもJAFを退会してやる!

と怒っても、なにも始まらない。

さあ困ったどうしよう・・・

そうだ! こういう時にこそ、あのスーパーマンがいるじゃないか!

ボクは稲村さん(前々回のブログに登場)に電話した。

次回に続く。


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ワカメのように粉々に千切れたファンベルト。気付かずにそのまま高速道路を走っていたら・・・ひえー。

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