どこまでも行こう!道は厳しくても・・・♪

  • 2018.03.02 Friday

tk_colum20180302_01.jpg

広大なるアメリカ大陸、日本と違って公共交通機関がすべての地域に網羅されているわけもなく、クルマがないと行動範囲が極端に制限される。

我々の活動も、レンタカーに拠って支えられている部分も大きいので、その経費、並びにそのクオリティが旅の快適さを大きく左右する。

実は2014年のメキシコの旅の後、アリゾナのフェニックスに立ち寄って、そこでD社のレンタカーを借りて、些か不快な思いをしたことがある。アメリカでレンタカーを借りたことがある人なら周知だと思うが、現地の担当者があれこれオプションを強引に勧める。なにも知らないで了承すると、日本での予約時の倍以上の金額を請求される羽目になる。

それ以来、その点には充分に配慮しているが、日本での特典等を鑑みると、どうしても安価の方になびいてしまう自分がいる(笑。特に今回はJAF会員の特典を使えば3万円以上安くなるので、渋々、再びD社のレンタカーを予約してしまった。

で、案の定、ラスベガスで手続きをすると、あれこれオプションを勧める。そのすべてに「No Thanks」と答えるが、なにやら訳の分からぬことに、「ここはすべての人がサインしなければならない」みたいなことを言って署名させる。

もうこれ以上は己の英語能力の限界である。

まあとりあえず、諸々の手続きを済ませてクルマが置いてあるエリアに行って驚いた。

そのエリアにあるクルマの中から、好きなクルマを自分で選べという訳である。

今回、雪道を走るケースが多いと思われたので、日本から小型のSUVをリクエストしたが、これまた驚いたことに、SUVの中でも4駆ではないクルマもあると言う。

とりあえず乗ったこともないクルマなので、「AWD」の表記があるなら間違いないだろうと思い、一台のクルマを選んで旅に出た。
ところが・・・
走り出してメーターを見たら、すでに7万キロ以上走っている。
「去年、LAで借りたクルマは新車だったのに・・・」と舌打ちしながらクルマを走らせる。

tk_colum20180302_02.jpg

次の目的地であるアリゾナのページでタイヤ等を詳しくチェックしたら、タイヤの溝もかなり減っている。
不安な気持ちを抱えつつもそのまま1週間、旅を続けて、約1000Km走った後にニューメキシコのアルバカーキに到着した。
ネットで調べるとD社の支店が、ニューメキシコ州ではこのアルバカーキ空港の支店のみらしい。

たまたま宿泊したモーテルが空港の近所だったので、次の目的地に行くまでに、ダメ元でその支店に行ってみた。
「今のクルマはタイヤの溝も少ないし、かなり距離も走っている。可能であれば交換して欲しい」
驚くほどあっさりと「いいよ!」と言って、無料でかなり新しいクルマと交換してくれた。

tk_colum20180302_03.jpg

新たなクルマに乗り始めると、ロバとサラブレットほどの違いを感じるほど快適だ。(ロバには乗ったことはないが)
それから現在に至るまでの10日間以上(1500Kmほど)、そのクルマは快適に我が旅をサポートしてくれている。
おそらくD社に限ったことではなく、レンタカーに不満があれば、どこの会社でも無料で交換してくれるはず。

旅の重要なファクターを占めるレンタカー。不安な要素があれば、じゃんじゃん己の希望を吐き出したほうがいいのである。

アメリカ南西部への旅路が始まる

  • 2018.02.21 Wednesday

ここ数年、毎年のようにこの時期にアメリカ南西部を旅している。
決してこの時期に拘っている訳ではないが、4月から11月までは富士五湖を離れることができない。なぜならその時期は地元ではベストシーズン。

昔は、「4月から11月までの8ヶ月で一年分を稼げ」と言われたほど観光客が集中する。
べつにそれに乗じている訳ではないが、1月から2月に掛けては氷点下15度になることも多く、そうなると商売どころではなくなる。生活の基盤を確保するだけで、一日が終わってしまう日だってあるのだ。

従って長い旅に出るのは、この時期になってしまう。

が、アメリカだってこの時期は寒い。なるべく暖かいところを選んで旅の計画を立てる・・・といいたいところだが、実は理由はそうじゃない。

今から35年前。雑誌の取材で初めてアメリカの地を踏んだ。
LAでレンタカーを借りて、ラスベガス〜グランドキャニオン〜モニュメントバレー〜サンタフェと、約3週間掛けてアメリカ南西部を旅した。つまり自分にとって、アメリカ南西部は旅の原点なのだ。

tokichi_usa_01.jpg
赤茶けた不毛のキャニオンを歩く。この大地の厳しさを痛感し、
日本の自然の繊細さが恋しく感じる瞬間でもある。

河口湖の湖畔に建てた家も、サンタフェスタイルを取り入れているし、壁にかけられた絵や、テーブルの上に飾れたオブジェなども、やはりこの地の土産物が多い。


tokichi_usa_02.jpg
恋人伝説が伝えられるキャニオンデシェリー。ナバホ・ネイションズの心臓部に位置する。

tokichi_usa_03.jpg

ネイティブ・アメリカンの居住スタイルホーガン。
このスタイルとスパニッシュスタイルが融合してサンタフェスタイルが生れた。

今年で23年目を迎える河口湖での暮らし。その暮らしの原点を見つめ直す為にも、毎年、この地を訪れる。

この地でナニを感じるのか? ナニを思い出すのか? なにを再発見するのか? ある時はハンドルを握り、ある時は砂漠で開催される長距離レースに出場し、ある時は険しいトレイルを歩く。

それはある意味、自分と向き合い、自分と対話する旅でもあるのだ。

アウトドア ライフスタイルブランド 5LAKES&MT公式サイト